おしゃれな革の靴べらが欲しいけれども、お店で買うと結構値段が高い・・・。
それなら自分で作ってしまおう!ということで栃木レザーと100均の靴べらを使って革製靴べらを作りました。
100均の金属製靴べらを革で包みました。栃木レザーを使った自作革製靴べらの作り方を紹介します。
栃木レザー靴べら 完成品
こちらが今回作成する靴べら・シューホーンの完成品です。いくらに見えますか?
原価は300円くらいです。
完成!
↓真後ろから
↓真正面から
↓斜め後ろから
100円均一の金属製靴べらを、栃木レザーで包んでいるだけですが、高級感が感じられるのではないでしょうか!?
靴べら作り方を工程ごとに解説していきます。記事通りに作れば同じものが作れます!作るのに必要な時間は慣れれば3時間ほどです。
それでは、まずは必要な道具から紹介します。
靴べら作りに使った道具
今回使用したのはこちらのアイテムです。
レザークラフトをやったことがある人なら持っているものばかりです。靴べら作り用に必要な道具は、100均に売っている金属製の靴べらです。
100均の靴べらは、ダイソーやSeriaの靴用品コーナーに売っています。今回はSeriaの靴べらを使いました。ダイソーの靴べらでも同じように作れます。
必要な道具
- 革(6cm?25cmほど)
- 靴べら(100均)
- 菱目打ち(2本目、4本目)
- カッター
- さしがね
- カッターマット
- 縫い糸
- 縫い針
- トコノール
- 染料
- ボンド
- 両面テープ
型紙作り
まずは、型紙を作ります。買ってきたSeriaの靴べらを採寸して、縫い幅、余白を計算してCADへ打ち込みます。
内側の線から下記の通りです。
- 緑色の線・・・実際の靴べらのサイズ
- 赤色の線・・・縫い線のサイズ
- 黒色の線・・・切る革のサイズ
緑色の線から赤色の線までが2mm、赤色の線から黒色の線が3mmとしました。
ただ、作っていく中で気づくのですが、100均の靴べらの厚みを考えていなかったせいで、キツい!
緑色の線から赤色の線までが3mm、赤色の線から黒色の線が3mmとしたほうが良さそうです。
次に、PCで作った型紙をプリンタで印刷して、実際の靴べらと比較してみます。
計算通りにぴったりです!このときにぴったりすぎてキツキツになってしまうことに気づいていれば良かった・・・。
型紙づくりはここまででおしまいです!次は革を切っていきます。